【神社の謎解き】神様は男神?女神?屋根の形やしめ縄で見分ける「神社の見方」完全ガイド

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【神社の謎解き】神様は男神?女神?屋根の形やしめ縄で見分ける「神社の見方」完全ガイド

はじめに

神社に参拝した際、「ここに祀られている神様はどんな方なのだろう?」と気になったことはありませんか?実は、由緒書きを読まなくても、神社の「屋根」や「しめ縄」を観察するだけで、その神様が「男神(おがみ)」なのか「女神(めがみ)」なのかを見分けるヒントが隠されているのです。

今回は、神社参拝が10倍楽しくなる、神様の性別を見分けるためのポイントを分かりやすく解説します。

①屋根の上の突起「千木(ちぎ)」の切り口をチェック!

神社建築で最も分かりやすい見分けポイントが、本殿の屋根の上で交差している2本の角のような部材「千木(ちぎ)」です。
もともとは建物の構造材でしたが、現在は装飾としての意味合いが強く、その「先端の切り方」に注目してください。
 外削ぎ(そとそぎ)は「男神
  千木の先端が地面に対して垂直(垂直切り)になっているものを「外削ぎ」と呼びます。これは「外に向かって力強く突き出す」イメージから、主に男神を祀る神社に多く見られる特徴です。
 内削ぎ(うちそぎ)は「女神
  千木の先端が地面に対して水平(水平切り)になっているものを「内削ぎ」と呼びます。天に向かって尖らせず、内側に収める優美な形から、女神を祀る神社に多く採用されています。

②屋根に並ぶ丸太「鰹木(かつおぎ)」の本数

千木の間、屋根の棟の上に横向きに並んでいる短い丸太のような装飾を「鰹木(かつおぎ)」と言います。形が魚の鰹(かつお)に似ていることからその名がつきました。

実は、この鰹木の本数にも法則性があると言われています。

奇数(3本、5本、7本など)男神
偶数(2本、4本、6本など) 女神


陰陽道において「奇数は陽(男)」「偶数は陰(女)」とされる考え方が反映されているという説が一般的です。千木の切り方とあわせて確認すると、より確信が持てるでしょう。

③【例外あり】なぜ形が違う場合があるのか?

ここまで解説した見分け方は、あくまで「一般的な傾向」です。神社によってはこの法則に当てはまらない場合もあります。

 合祀(ごうし)されている場合男神女神が一緒に祀られている場合、主祭神に合わせたり、格式の高い方に合わせたりします。
 建築様式の違い: その土地特有の建築様式(権現造りや流造りなど)や、江戸時代以降の意匠重視の設計により、あえて法則を崩していることもあります。

「絶対にこうだ」と決めつけるのではなく、「この神社は女神様だから屋根が優しい形をしているのかな?」と思いを馳せることが、神様との対話の第一歩になります。

まとめ:神社の意匠は「神様へのラブレター」

神社の屋根の形やしめ縄の向きは、決して偶然決まったものではありません。そこには、その土地の人々が「私たちの神様はどのような方か」を敬い、形にした想いが込められています。

次に神社を訪れる際は、ぜひ一歩立ち止まって、空を仰いでみてください。千木の切り口や鰹木の本数が、今まで知らなかった神様の素顔を教えてくれるはずです。

「54infinity」では、こうした日常に隠れた視点や、心を豊かにする知恵をお届けしています。あなたの参拝が、より深いご縁に結ばれますように。

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